【水星の魔女】小説「ゆりかごの星」レビュー ネタバレあり

広告 アニメ アニメ本編ネタバレ 水星の魔女

【水星の魔女】小説「ゆりかごの星」レビュー ネタバレあり

多くの謎

さて、前日譚から繋がるこの物語には幾つかの疑問点があります。

スレッタ・マーキュリーは前日譚のエリクト・サマヤなのか?

お母さんはエルノラ・サマヤなのか?

デリング・レンブランはなぜあんなに老けているのか?

エアリアルを水星で作ることが可能なのか?

それぞれ考察していきましょう!

スレッタ・マーキュリーはエリクト・サマヤなのか?

やっぱり気になるところの一番はコレですね。

私個人的な意見としては、同一人物だと思います!

理由としては"水星から来たマーキュリー"というのがあまりにも出来すぎていて偽名にしか思えないからです。

例えばスレッタに助けられたのにお礼も言わなかった老人の苗字はペルダでした。マーキュリーが水星に住む人に多い苗字という訳でも無さそうです。

名前を偽名にしているのは当然、匿われているからだと思います。

スレッタが水星にしか住んだ事が無いと言っている一説は“もの心ついてから"とあるので、4歳のサマヤが様々なショックで元居た場所を忘れていてもおかしくは無さそうです。

徐々にスレッタ≠エリクトに

第6話ではガンダムファラクトを撃破する際に、思念体ともいえるような残像が写りほぼスレッタとエリクトは別の人間ということが決定的といってもおかしくない状況になりましたね。

詳細は最新の6話レビューにて

お母さんはエルノラ・サマヤなのか?

反対にこれは確信が持てません。

娘に対しての態度が、前日譚の姿とどうしても重ならないような気がして‥。

しかし娘の誕生日を仕事にかまけてほったらかしにする所は変わっていないので、当人の可能性も充分にあります。

もう一つの可能性としては"エルノラは水星到着時に亡くなっていて、水星に居たヴァナディース機関の関係者が母親代わりをしている"という事です。

作中でまだ一度も母親の名前が出ていない事がどうも気になります。

そうであれば娘に対する態度も、娘の態度の理由もわかります。

意識的に水星に来る前の事は思い出さないようにしている‥悲しい可能性ですが、あり得なくも無さそうです。

プロスぺラ=エルノラ

反対に母親のプロスぺラはエルノラという説が濃厚に。

また、娘であったエリクトサマヤも失い、その脳をAI化してエアリアルに移植したとすると、スレッタマーキュリーは人工的に作り出された強化人肢に似た

デリング・レンブランはなぜあんなに老けているのか?

クソ親父ことクソ親父なんですが、あの日から10年にしては老けていることが話題になりましたね!

これは私的には、宇宙に順応出来なかった結果なのではないかと思っています。

そもそも"GUNDフォーマット"は宇宙で生活するために体を機械に置き換える技術でした。

それを使わずにいるので、ああして老けてしまったのでは無いでしょうか?

もしくはもう一つ、水星では時間の流れが違うので、その他の世界では10年以上の歳月が経っている。

これも無くは無さそうなんですが、今までのガンダム作品で時間の流れが違う星が登場した事があったでしょうか?

そして、その場合は父親としては歳を取りすぎているため、娘は人工子宮で産まれたのでは?とも思っています。

臓器を置きかえる技術のある世界の為、人工子宮で産まれた人がいる可能性はとても高いと思います。

もしかしたら主人公のスレッタでさえ‥クローンの可能性も感じてしまいますね。

しかしこの説は、グラスレー社のCEOだったサリウス・ゼネリが1話で管を付けながら元気に過ごしていた事で、私の中では

"自分がキツい性格なせいで苦労してガンダム全否定したせいで技術使えなくてめちゃ老けクソ親父"という事でデリングさんの件は納得しています。

奥さんは亡くなっているとのことなので、気に病んだ可能性も…うーん…ないかなあ?

でもそうじゃないと、サリウスさん120歳とかになってしまうのではないでしょうか?

エアリアルを水星で作ることが可能なのか?

前日譚で登場したガンダム・ルブリス。

その最後はベギルベウに腕を切られて逃げたシーンで印象的でしたね。

さて、このルブリスこそがエアリアルに引き継がれていることはまず間違いないです。

シールドシステムの転換方法が全く同じだったことからこれだけは信用出来そうです。

良かった!一つくらい確かな事があって!

ルブリスのまま保管する事は無理だと思った二人を庇ってくれた水星の一部の人とお母さんは、エアリアルに姿を変えることにしたのでしょう。心はルブリスのまま、エアリアルへ。

しかし水星は採掘地です。

そんな資源や機材はあるのでしょうか?

スレッタが途中、いけすかない老人(まだ言ってる)を助けた時、しっかりと"発進を許可"されていました。

つまり、エアリアルを発進させられる基地はあるわけですね。モビルクラフトで事故に遭っている老人からもその事がわかります。

資材は潤沢には無いでしょうが、直せる設備は整っていた可能性が高いです。

私は忙しくしていた"お母さん"が水星と地球圏を移動していたのが仕事の為だけとは思えません。そういった資材の調達や、仲間に呼びかけたり、復讐の準備をしていたに違いありません‥。

そうしてエアリアルは無事、スレッタと共に学校へと旅立ち、1話にしてお母さんの理想通りの結果を齎しました。

レンブランの婚約者の座を手に入れたのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私個人的には明るいテーマソングに、学園ラブコメみたいなガールミーツガールな雰囲気を感じていたのですが、小説を読むと一気に様変わりしました。

「逃げたら一つ、進んだら二つ手に入る」

これがこんなに別の意味に聞こえるなんて。私達視聴者の両の脚をしっかりと下から掴み「しあわせにおわるとおもっているのか?」と笑う脚本家の方々が見えますね。

この小説を読みながら聞く「祝福」は、全く違う音を私達に届けてくれます。エアリアルからの"祝福"とお母さんからの"祝福"は、スレッタと私達にとって、同じ意味なのでしょうか?

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次回の2話までにぜひ、前日譚1話の記事も見てください!

ではまた!ここまで読んでくれてありがとうございました!!次回2話のレビューも見てくださいね!

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個人的にはアニメも映画もこれ一つで済んでいます!

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