水星の魔女とは?
新発売
はじめまして、夫婦プラモデラーの妻のほうです!
今回はタイトル通り、公開直前の"水星の魔女に"ついて語っていきたいと思います!
ネタバレを含むので、まだ観てない方は観てから読んでくださいね!
機動戦士ガンダムシリーズの7年ぶりのテレビシリーズ、待望の新作!前回が鉄血のオルフェンズだと思うと月日の流れるのは早いですね!
前日譚 プロローグを観た感想(ネタバレ含む)
前日譚の舞台は、公式によると"小惑星に建設されたフロント、フォールクヴァング"とのこと。
モビルスーツの起動テストを行っていたことから、軍事基地というよりは開発を行うラボですね。
この前日譚のメインパイロットとして最初に登場するエルノラ・サマヤは、"レイヤー33"を突破できずに焦る姿から始まりましたが、テストパイロットに選ばれている事からかなり優秀なことがわかります。
"GUNDフォーマット"とは?
元々は宇宙環境で生じる身体機能障害を補うための医療技術。
その技術を"オックス・アース・コーポレーション"が軍事転用し"GUND-ARM"シリーズのモビルスーツを動かすために使用しました。
そのモビルスーツをこの世界では"ガンダム"と呼んでいます。
しかしその技術は搭乗者にかなりの負荷がかかる‥この話を聞いて「一体何フェンズなんだ‥?」とトラウマを刺激されたのは私だけじゃないはず!!
モビルスーツ開発評議会との関係
ガンダムの開発をよく思っていないのが"モビルスーツ開発評議会"。
何かすればすぐ反対する!これだから大人は!と心のカミーユが暴れますが、人体に負担のかかる技術で動かすモビルスーツに反対する理由もわからなくもないのがなんとも‥。(オルフェンズを忘れられない)
しかしその審議会とは、何度も安全性についての話し合いが行われたのでしょう。
確実ではありませんが、"レイヤー33"のテストが突破出来たら、"GUNDフォーマット"は今とは違う環境になるという確信があるようです。
しかしその"レイヤー33"のテストは成功せず、エルノラ・サマヤの冒頭の焦る姿に繋がるというわけですね。
"ドミニコス隊"による殺戮
テレビで流れる会見で「ガンダムタイプのモビルスーツ開発を全て凍結することに決めました」と宣言されるやいなや、突然始まる"ドミニコス隊"による殺戮。
正々堂々と会見で紹介されたうえ「人を罰するのは人であるべき、そして初めて罪を自覚できる」と言い放つ罪を自覚したけど反省するとは言っていない‥ってコト…!?
"艦隊ユリシーズ"だから、百合の花をエンブレムにしちゃうのは可愛いですね。全然やってること可愛くないですけど。
「速い、これがガンダムか!」
必見なのはモビルスーツの戦い!
初めて見た"ガンダム・ルブリス 量産試作モデル"への感嘆のセリフ。
"パーメットスコア"を切り替えることで人体への負荷があるようですね。深度を切り替えるということでしょうか?
そしてペギルベウの登場シーンの美しさ!何を隠そう、私の今作のイチオシはペギルベウです。丸いボンボンがついていてひな祭りみたい。かわいいですね。
「GUNDフォーマットの制圧完了」と言うと、一撃でガンダムを一機撃墜します。
ペギルベウを開発したのは顎ひげが特徴のデリング・レンブランが幹部を務める"グラスレー・ディフェンス・システムズ"であり、最新技術を搭載した高性能機のようです。
どうでもいいんですけどこの社名、ディフェンス・システムズよりオフェンス・システムズの方が合ってませんか?全然ディフェンスじゃないんですけど!
ガンダムの開発が行われているこの"フォールクヴァング"がこの世界でのモビルスーツ開発の最前線なのかと思っていましたが、どうやら"GUNDフォーマット"が無くてもガンダムを上回るだけの技術力のある会社が他にもあるようですね。
目覚めた才能
4歳の娘が自分の到達出来なかった"レイヤー33"に到達してしまった事を知った時のエルノラ・サマヤの絶望とも取れる表情が印象的でした。
パイロットとしては悲願だったはずの出来事なのに、安易に大喜びしない所にリアルな母親としての愛を感じました‥。今回のヒロインは愛されている子で良かった‥。
目覚めたガンダム・ルブリスは燃え上がるラボを飛び出してすぐ3機のモビルスーツに補足されます。しかしエリクト・サマヤがひとつ、ふたつ、、と指で数えるだけでシールドが展開され、敵を破壊していき「ろうそくみたいできれいだね」の一言。
ゾッとするほど明るい一言、これは数多くの名言があるガンダム史の大きな1ページとして刻まれることになるのではないでしょうか?
ガンダム・ルブリスは"オックス・アース・コーポレーション"出資の元、"ヴァナディース機関"が受注し制作していました。公式によると"ガンビット"と呼ばれる群体兵器で構成されたシールドを持つ、とのことで、ある程度の判断を兵器自身が行うことが出来る可能性があります。一見するとユニコーンのファンネルのようですが、自律型だとしたら‥デリング・レンブランはこの兵器についても言及していたのかもしれません。
ちなみに蛇足ですが、エルノラ・サマヤは"ヴァナディース機関"の所属ですが、夫のナディク・サマヤは出資元の"オックス・アース・コーポレーション"の社員でラボに出向してきています。二人の出会いはモビルスーツ開発なのかもしれませんね。
ガンダム・ルブリスとペギルベウ
ガンダム・ルブリスとペギルベウが初めて対峙したシーン。"レイヤー33"に接続できたエリクト・サマヤもペギルベウに圧倒されてしまいます。簡単に左腕を壊され、ペギルベウに追い詰められた時。
ナディク・サマヤが妻と娘を守るため"パーメットスコア"を最大で使用しペギルベウを止め、二人を逃しました。そして死にゆく父ナディク・サマヤによって歌われる"ハッピーバースデー"。
奇しくも娘エリクト・サマヤ4歳の誕生日は、ガンダム・ルブリスの目覚めた"誕生日"にもなったのでした。
次ページはモビルスーツの由来について考察してみました。