皆さんこんにちは、夫婦プラモデラーの妻です!
今回はタイトルにある通り、水星の魔女のオープニングテーマ YOASOBI「祝福」のために描き下ろしされた「ゆりかごの星」を私なりの解釈でレビューしていきます!
もちろんネタバレありなのでご注意ください!!
まだの方はこちらから!
オープニングテーマ YOASOBI「祝福」の原作小説「ゆりかごの星」(著:大河内一楼)公開!|機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト (g-witch.net)
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他にも、スレッタのヘアバンドの謎や母は誰なのか、レイヤー33に到達する意味など、第1話までの最新の解説が気になる方は下記記事を参照してください!
考察記事
ゆりかごの星 レビュー
物語は主人公であるスレッタ・マーキュリーが6歳から16歳になるまでの10年間を描いています。
16歳で編入したと思うと、学校に行くようになるまでということですね。
エアリアル視点で物語が進む
まず第一ゾッ‥ポイントがこちら!
ガンダム・エアリアルが当然のように意志を持ち、コミュニケーションを取っています。
自らの意思でスレッタにライトでコンタクトを取る姿、純粋なスレッタを心配する姿は、人工知能とは思えません。
はじめてスレッタがこのゲームを遊んだのは4歳の時
2個目のゾッ‥ポイントはこちら。
エアリアルが自らのシステムを使用し、敵を落とすシミュレーションを6歳のスレッタにさせている時の言葉。
どう考えても戦闘訓練ですお疲れ様でした。
そう、最初の4歳の時とはロウソクみたいだね事件なのでは無いでしょうか?
エアリアルは世間を知らない無垢な存在であり、スレッタと共に成長しているようです。
あのことをゲームと捉えていてもおかしくは無いですね。
「逃げたら一つ、進めば二つ」
1話を観た私は「戦いから逃げた代わりに、貴女が助かった。逃げるのは悪いことじゃない」という意味合いの優しい母親の教えだと思っていました。
しかし、実際にはこの台詞をスレッタの母親はスレッタが注射から"逃げないよう"に使っています。2つ以上を選びなさい。期待に応えなさい。
それは呪文だとエアリアルは言います。怖れという呪いを打ち破る呪文‥それは意味を返せば"怖れるな"という呪いに思えてなりません。
出世したお母さんと老人達
水星に逃げた二人は、どこにも他に行くあてなどありません。
周囲から冷たくされても危険を顧みず人助けをします。
悪意に満ちた言葉を言われても助ける優しいスレッタ。
助けたのに怒鳴る老人。
私なら途中でうっかり宇宙服を破いてしまうかもしれませんが、スレッタはそうはしません。
しかし、スレッタが老人達に対して"どう感じていたのか"の描写はありません。胸がザワザワしますね。
忙しいお母さん
地球圏と水星を行ったり来たりしていて忙しいお母さん。一体何の仕事をしているのでしょうか?
水星で働く人は主に資源採掘をしているとエアリアルは言います。
お母さんもそうだったのでしょうか?しかしエアリアルは"お母さんが自分を開発した"とも言っています。
そして資源採掘の人間の中で偉くなったと。
つまりモビルスーツのエンジニアかパイロットとして、地球圏に出張していたのではないかと思います。
それは何故なのか、復讐の為ではないでしょうか。
喜んでちょうだい。扉が開いたの
エアリアルにお母さんはそう言います。扉が開いた。どういうことでしょうか?
お母さんは続けて、アスティカシア高等専門学園でモビルスーツの決闘が行われ、デリングの娘の婚約者を決める。その為にスレッタを学校に行かせると言いました。
私の考えになりますが、アスティカシア高等専門学園は御三家と呼ばれる名家の子息たちが過ごしていますので、かなりの名門校なのだと思います。
そこに入れるためにはお金もコネも無いと入れないのではないでしょうか?だから"誰かが助けてくれた"もしくは"入れられる目処が立った"ことをそう言っている可能性があります。
復讐なら二人でやろうと心で叫ぶエアリアル。しかし、エアリアルの気持ちはお母さんには伝わらないのです。
「見ててね、みんな。私たちの娘が、仇を取ってくれる!」
復讐の為にエアリアルを作り、スレッタをパイロットとして育てた事がわかります。
数年に一度の誕生日にしか帰ってこない母親の、その瞳にスレッタは映っているのでしょうか?
スレッタ幸せになってくれ。。
次のページでは多くの謎について考察してみます!!