水星の魔女第10話考察

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アニメ 水星の魔女 第10話 巡る思い ネタバレ考察

スレッタとミオリネのすれ違い

第10話までは、あまり大きな問題になっていなかったスレッタとミオリネの婚姻状態。

しかし、エラン・ケレスによって、核心的なところに触れられてしまう。

つまり、第2話から明かされているように、ミオリネはスレッタに対して好意を抱いているわけではなく、地球に行くために利用しているという事実。

スレッタは少なくとも、ミオリネのことを友達と認識しており、株式会社ガンダムを設立する際にはミオリネもスレッタのことを庇ったりするなど、絆が生まれているように感じる場面もあった。

しかし、それは、スレッタ自身の単なる思い込みという認識をエラン・ケレスによってなされてしまった。

ミオリネにとっては、いつものようにスレッタをあしらっているように見えるが、ミオリネが自身の目的を達成するための利用価値があるからという視点でスレッタや周囲の認識を考えると、そこには、スレッタに対する親愛の感情を感じられない描写が続いている。

今までの行為はミオリネによる好意ではなく、利用価値という観点で置き換えたことによって、スレッタは自分のミオリネに対する好意が一方的なものであったことに気が付きショックを受ける。

特に、2週間の不在時に大切な植物の世話を任せられ、最も信頼され、特別と思われていると認識していた矢先の出来事だっただけに相当ダメージは深そう。

デリングとミオリネ

デリングとミオリネの関係性が徐々に改善されて行っている様子。

特に、ただのダブスタクソ親父と思っていたミオリネにとって、デリングのグループ経営に対する有能さを目の当たりにしている様子から、尊敬できる一面を発見した様子。

資金調達においては、転換社債による調達を進めているようで、転換後の株価下落を心配している模様。

ただ、転換社債による調達は投資家にとっては、株式に転換する際は株価が上昇している時に行えばよいし、株価が低い場合は、そのまま社債として持っておき、利息を受け取ればよいので、そこまで深刻になる必要はないと思うが、転換社債による調達が多すぎると、株価が思うように上がらず希薄化が進むのはデリングの持分比率下落による影響力低下も心配されるのでそのような指摘をしたのだろう。

関係性が改善は死亡フラグ?

デリングとミオリネの関係性が徐々に改善してい言っている模様。

お互いに信頼関係を構築し始めている段階でもあり、このままいけばデリングは娘に総帥の座を譲りそうな雰囲気。

しかし、水星の魔女はガンダム作品なので、このままでは済まないだろう。デリング危うし!

株式会社ガンダムについて

資金調達が順調に進んでいる模様。

調達した資金を使ってなにやら設備投資を行っている様子。

それで多額の資金が必要となっているのだろう。

平たく言えば、銀行借り入れや社債、第3者割当増資などで調達しているだろうが、肝心なのは、回収方法。

どのように回収するのか。

一番利益がありそうなのが、エアリアルをベースとしたモビルスーツの販売だと思うが、それを地球寮のメンバーがどこまで受け入れるのか。

誰もが納得して事業展開していきたいのが、GUNDを使った医療技術ということだが、こちらは、まだまだ開発途中といった形。

ただ、GUND技術を活用した製品は現状株式会社ガンダムの独占技術となっていそうなので、大きな利益が見込めそうではある。

シャディク・ゼネリの目的について

シャディク・ゼネリの大きな目的として、ベネリットグループの解体がある模様。

好意を頂いていたミオリネや養父であるサリウス・ゼネリが所属しているはずなのに、なぜベネリットグループの解体を望んでいるのか。

それは、彼がなぜ孤児になったのかに大きな理由があるだろう。

個人的には、恐らく、シャディク・ゼネリはアーシアンであり、元々は地球の有力者の息子だった可能性が高い。

しかし、スペーシアンによって地球を破壊され、その際に、両親も殺されてしまったのだろう。

その後は、復讐を果たすため、ベネリットグループの内部に入り込むことを決意し、グラスレー社の孤児施設に入所を決めたのだろう。

そう考えると、サリウス・ゼネリに対し、面従腹背でいる姿勢もわかる。

一番くじ 水星の魔女 シャディク・ゼネリ セット
ノーブランド品

総裁の決め方について

デリングが現時点で死亡した際に、次期総裁の決定についてサリウス・ゼネリとシャディク・ゼネリが話をしている。

その中で、ミオリネの持つ株式と御三家のうちどれかかが合わさると過半数を超えて可決され正式決定されるという流れらしい。

それを踏まえると、スレッタが所属するシン・セー開発公社とミオリネが相続するであろう株数を合わせても過半数を超えることがないため、総裁として認められないという流れになる模様。

なので、この際、デリング総裁を亡き者にしてしまおうとう発想らしい。

その際、どうやってグラスレー社のシャディク・ゼネリがミオリネを抱き込むのかが不明ではあるが、彼の中では勝算がある模様。

宇宙議会連合について

ミオリネ学園脱出計画の手助けをしていたのが、宇宙議会連合だったとは驚き。

第10話でその名が明かされ、詳細は未だ謎のままだが、企業グループではなさそう。

議会連合ということなので、恐らく各国政府関係筋の集まりということだろうか。

ベネリットグループの動向について調査しているということらしく、企業グループの権力が増大している現状を警戒していそうな感じがする。

しかし、ミオリネ率いる株式会社ガンダムに対しては現状、調査中ということで、敵とも味方とも態度を明らかにしていない。

彼らの目的は治安維持にあるのだろうか。

目的が不明なので、どうやって彼らを味方にするのかわからないが、仮に宇宙議会連合が株式会社ガンダムの後ろ盾になるとすれば、御三家に対抗できる重要なパートナーとなりそう。

グエル先輩の選んだ道

ところ変わってグエル先輩らしき人物が映し出される。

グエル・ジェタークという名前を隠しているのか、ボブと呼ばれている。

そこで、ただの一般工員として雑用にいそしんでいる様子。

これが父親の用意した子会社でのポジションでヴィム・ジェタークの仕事を学んでいるとは思えないので、恐らく出奔して1からやり直すという決意なのだろう。

グエルにとってみれば、学園に残って決闘の許しが再度出ればホルダーに返り咲くつもりであっただろう。

しかし、その道は、結局断たれ、退学して子会社に入るように強制されるところであった。

今までのグエルであれば素直に父親の決定に従っていたところだろう。

ミオリネから言われた父親の言いなりという発言、父親が決闘はダメだといったからスレッタの要請に応じられないという状況、それに対するスレッタの理解に逆に苦しむ形になっていったのは想像に難くない。

全てを捨てて自らの力のみで這い上がることを決意したのだろう。

グエル先輩はまさに男の中の男である。

プライドも地位もすべてを捨てて一工員として一番下っ端として働くことを選んだ決断を貫き通して頑張ってもらいたいものである。

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