水星の魔女 第12話放送前考察

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アニメ 水星の魔女 第12話 逃げ出すよりも進むことを ネタバレ 考察

スレッタという器

第12話で印象的だったのがスレッタがエアリアルを使ってテロリストを潰したシーン。

ミオリネがかなりのショックを受けるのとは対照的に血だまりでこけて血がべったりとついても気にする素振りすら見せないスレッタ。

完全に蚊を叩き潰したのと同じ感覚でしかない様子。

プロスペラによって殺人ではなく、人助けと刷り込まれた直後だったので、罪の意識が皆無だったのだろう。

しかし、ミオリネによって自身がしたことを再認識し、プロスペラに洗脳されていたことに気が付くかもしれない。

プロスペラによって救出されたスレッタはプロスペラの殺人を自身を救うためということで受け入れたが、ミオリネは自身の救出のために殺人を犯したスレッタを受け入れることが出来るのか。

ミオリネも自身を救うためにとっさにとった行動ということは理解できるだろうが、そこではなく、スレッタが平気で人を殺し、平然としているというサイコパスなところにドン引きしたのだろう。

このことから、スレッタは元々人間として当たり前に持っている倫理観といったことが欠如しておりすべてはプロスペラによって作られた存在であることが伺える。

スレッタにとって自身の負の感情や嫌悪感、善悪の判断はプロスペラの方針によって書き換えられ、進めば2つ、逃げれば1つという呪縛によってブレーキとなる部分を超えるよう教え込まれているのが伺える。

思い返すと、第1話のグエルのおしりをひっぱたいたシーンでも行動の原理は母の教えに反していると考えられるからだし、12話でエアリアルに搭乗した際も、同様のセリフを言っていた。

シーズン1でのスレッタは絶対的な存在である母の言いなりであったが、シーズン2ではその母からの独立が描かれそうな感じがする。

そして、もう一つ気になるのは、スレッタをある種犠牲にしてまで、プロスペラが成し遂げたい復讐は何なのかということ。

もし、スレッタがエリクトサマヤであるなら、実の娘の命が危険になる実戦に参加させたりはしないだろう。

つまり、プロスペラにとっては、スレッタという存在は最悪死んでしまっても構わないということ。

それは、唯一生き残った肉親にはできないことだろう。

なので、スレッタはエリクトサマヤのクローンか、もしくは、エアリアルに閉じ込められているエリクトサマヤの器となる存在でしかなく、その人格は結局は上書きされて消失すると考えているのだろうか。

なので、プロスペラはある種兵器を扱うかのような感じでスレッタに接しているような気がする。

ポイント

プロスペラの目的は復讐ではなく、エリクトサマヤを取り戻すことなのかもしれない。

ミオリネとデリングとの関係性について

デリングが実は娘のことを何よりも大切に思っていたことが明らかになった12話。

身を挺してミオリネを守り重症を負ったデリング。

救命しようと頑張るミオリネに対して母親の名前を口にするデリング。

そこで、名前がノートレッドということが判明した12話。

何かあればどちらかだけでも生存してミオリネを守ることを誓い合ったのかもしれない。

そのことを知ったミオリネは実はすごく愛されていたことに気が付く。

ミオリネはテロリストに対してデリングをかばう様に守る姿を見せる。

エアリアルの救出が間に合い恐らく、デリングは一命を取り留めるだろう。

デリングがプロスペラと共謀しているのが気になるが、シーズン2ではどのようにしてプロスペラという巨悪と対峙するのか気になるところ。

ミオリネとスレッタの今後について

目の前で人を叩き潰したスレッタにドン引いたミオリネ。

第11話ではミオリネがスレッタに対して私から逃げないでと叫び抱き着いていたが、今度はスレッタからミオリネが逃げ出しそうな勢いである。

実際のところ、実はスレッタが何者なのか視聴者にも明かされておらず、実に不思議な存在である。

徐々にスレッタから逃げないために、ミオリネは今後スレッタのルーツを探る展開があるだろう。

それを通じてスレッタをプロスペラから解放するために奮闘していく物語がシーズン2では展開されていきそう。

まず、ミオリネがスレッタに聞いた、何で笑っているのかということを通じて、プロスペラがそそのかしている事に気が付くだろう。

実の娘に実戦をさせ人殺しに対する抵抗をなくさせる親らしからぬ存在に明確に意義を唱えるミオリネVSプロスペラということになりそう。

そして、スレッタは最終的に初めて自分で考えて母の教えを越えて自分の考えで自分の選んだ道を選ぶという展開になりそう。

お母さんの言いつけを守れば1つ。自分で考えて進めば2つ手に入るということか。

新しいエアリアル

新しく改修されたエアリアルが登場し、推進力が一層パワーアップした印象。

いとも簡単にガンダム・ルブリス・ウルを押しのけ、ガトリング砲もかわして急接近してビームサーベルを切りつける当たり、性能は格段に向上している。

スレッタとエアリアルは完全に対話が可能となっており、意思疎通ができる状態になっている。

また、強力なビームライフルを所持しており、ガンビットを纏わせることでより一層攻撃力が増してくる展開になっている。

まだまだ実戦仕様ではないということなので、今後さらに性能が向上してくるだろう。

戦闘シーンを見る限り、ガンダムルブリスウルとソーンを相手にしても互角以上に戦っていることから、ライバルとなるモビルスーツも今後さらに強力な機体になっていくだろう。

一番気になったのが、スレッタとエアリアルがよりシンクロ度合を深めているということ。

それによって、空間認知能力がスレッタにも大きく付与されており、視界に入っていなくても、特定の人物を見つけることが出来るようになっている。

明らかに、スレッタ自身の能力も拡張しており、生身の人間がこなせるとはとても思えない。

やはりスレッタの一部、もしくはほとんどがGUNDで作られている可能性がある気がしてならない。

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