プロスペラの煽り
パーティにプロスペラ参戦
ミオリネは成績優秀で頭の回転も早く機知に富んでいる印象だが、それを遥かに上回っていて完全に子ども扱いしているプロスペラ。
この余裕。この貫禄が魔女たる由縁なのかもしれない。
握手のシーンも完全に上から制圧するような威圧感を感じる。
それに怯まないミオリネも立派だが、徐々にプロスペラの狂気というか怖さを垣間見るように。
デリングの方がいい人なんじゃないかというくらい、プロスペラが怖いw
ミオリネを煽る
ミオリネが父親の不満をぶちまけるものの、それに対して失笑を禁じ得ないプロスペラ。
すべて総帥である父から与えられた環境下で何不自由なく暮らしているお嬢様の戯言と思っている模様。
正しく、プロスペラの言う通りなのだが、あまりにも直球すぎる。
ミオリネが今まで受けてきたデリングからの理不尽な言動に対して、文句を言いたくなる気持ちはわかるので、真向からその態度を否定してしまうのはかわいそうな気がする。
怒りの内容としては、いつも上から目線で、理不尽な言動ということであるが、最も心に引っ掛かているのは、母の葬式の時の対応なのかもしれない。
プロスペラからしてみれば、ミオリネが文句を言いたくなるのも理解しているはず。
それをわかっていて、あえてこのような発言をしたのだろう。
それは、ガンダム・ファラクトとの闘いでガンダム出ないということの否定が難しくなるからだろう。
そうなると、エアリアルとスレッタは廃棄処分される流れになる。
それを止める役割として、デリング総裁は案外ミオリネに甘いということを看破したプロスペラが再度焚きつけるために放ったのだろう。
煽りには個人的な恨みも?
もう一つは個人的な恨みもあるかもしれない。
プロスペラ=エルノラとすると、エルノラはデリングによって夫ももしかしたらエリクトも失ってしまったのかもしれない。
彼女の性格や人生を大きく変えたデリングの一人娘が目の前にいて、お嬢様として何不自由なく暮らしている。
それなのに、その娘は境遇に満足するどころか、父親として認めないと文句を言っている始末。
自分の境遇と比べるとこれくらいは言ってしまうのを止められなかったのかもしれない。
そうなると、プロスペラの復讐の目的は私怨ということになるが、どうもそこまで情緒不安定な様子もないので、プロスペラの目的は復讐以外にも何かありそう。
再び出会う二人
エランとの再会
スレッタが安否を心配していたエラン・ケレスと晴れて再会することに。
ただし、エラン・ケレス4号は既に廃棄されており、変わりがいないので、本人が対応するという茶番劇。
エラン・ケレス本人が強化人士の物まねをするという滑稽さに視聴者は思わず笑ってしまうことだろうが、スレッタは全然気が付かない。
笑うようになったと逆にその変化を喜んでしまっている始末。
真相を知った時スレッタは一体どうなってしまうのか心配である。
完璧な演出によるスレッタ糾弾劇
共演する御三家
パーティでスレッタを糾弾してエアリアルを廃棄しようと考えている御三家。
非常に姑息な手段を用いて早急に結論を決めようとしている模様。
まず、ペイル社のエラン・ケレスがスレッタを確保して登壇させる算段を着ける。
そして、ジェターク社のラウダ・ニールを使ってプロスペラを会場の外に連れ出して尋問の様子を伺わせずまた、スレッタの手助けをさせない。
そして、グラスレー社のサリウス・ゼネリがデリングに対して結論を出すよう促す。
リハーサルでもしたのかというくらい滞りない演出がされており、セリフ回しの順番も完璧。
突然のことで驚きまくっているのはスレッタただ一人というのも面白い。
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