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第14話でついに最大の謎が明かされてきましたね。
今回の水星の魔女シリーズのなかではトップクラスに重要な話になったのではないでしょうか。
早速、レビューしていきたいと思います。
クワイエットゼロの概要について
ついに明かされたクワイエットゼロの概要。
その中核となっているのが、データストームとエアリアルということでした。
ポイント
データストームを利用して、パーメットリンクを介したあらゆるネットワークを制御する目的。
エアリアルはそのトリガーとなっている。
ミオリネの母の名前がついに明かされる。
ついに明かされたミオリネの母の名前。
ノートレットレンブランがクワイエットゼロの創案者ということらしい。
データストームについて
データストームについては、下記の記事を参考にしてください。
データストームについて
データストームに新しい事実が明らかに。
エアリアルが決闘で相手を度々オーバーライド(圧倒すること)していたのはこのデータストームが理由とのこと。
データストームの新事実
超密度情報体系を発現でき、エアリアルが圧倒的な力を発揮できる根源となっている。
プロスペラとデリングが共闘した理由
ノートレットレンブランが創案者とされている、クワイエットゼロはデータストームを利用してあらゆるネットワークを制御し、戦争や争いのない世界を実現しようということだった模様。
この辺りの考察は、結構当たっていたのではないだろうか。
ポイント
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水星の魔女 第11話 地球の魔女 クワイエットゼロが気になる ネタバレレビュー
2022/12/25 水星の魔女
ただ驚きなのが、この計画がノートレットレンブランによって行われているということ。
ノートレットレンブランは既に亡くなっており、計画自体はかなり前から存在していたと考えられる。
その計画がプロローグ時点で存在していたかは不明だが、データストームというのは、ネットワークをコントロールする力と捉えると、ガンダムを制御する以外にもいろいろな使い方があるということだろう。
しかし、ちょっと気になるのが、デリング自身はプロローグの時点では、データストームによってパイロットに致死性の負荷をかけるガンダムを呪いと称しており、全否定している。
クワイエットゼロによって、モビルスーツをすべて自分の制御下に置きたいと考えるならば、むしろガンダムを世に蔓延させた方が都合が良いはず。
ともあれ、
クワイエットゼロによって、あらゆるネットワークを制御を制御し、争いのない世界を作るには、エアリアルがどうしても必要であり、プロスペラの同意なしには、デリングは亡き妻の目的を達成することが出来ない。
第11話で、プロスペラが21年前ヴァナディース機関を襲撃した際の生き残りということはわかっているし、魔女呼ばわりしていることからも明らか。
プロスペラからすべてを奪った張本人であるデリングが、プロスペラの同意なしには、計画を実現できないというのが何とも皮肉な形。
しかし、当然、プロスペラが自身に対する復讐を考えていないと思うほど、お人よしではないだろう。
クワイエットゼロ計画も第11話で今は私の計画だと述べていることから、自身の目的が成就した暁には、クワイエットゼロ計画を含め、何かを譲渡する契約があるのだろう。
または、プロスペラに対する対抗処置をデリングは持っているのかもしれない。
プロスペラの真の目的。
プロスペラはなぜ、自身の怨敵ともいえる相手と組んだのだろうか。
プロスペラの目的に、復讐があるのは、小説からも明らか。
デリングの目的に賛同もしくは利用するために、学園にエアリアルを送り込んで、ガンダムの優位性と安全性を証明し、御三家の資金力と生産力でモビルスーツの大半をガンダムに置き換えることが基本的な目的というのは間違いない。
そして、クワイエットゼロ計画を乗っ取ることで、すべての自身のコントロール下に置くという計画を持っているのは明らかだろう。
問題は、それをして何を達成したいのか。
全てのガンダムを支配下に置き、ベネリットグループすら凌駕する力を手に入れたプロスペラが望むのは何か。
そのカギを握るのがやはりエアリアルだろう。
クワイエットゼロについての過去の考察
ポイント
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水星の魔女 第11話 地球の魔女 クワイエットゼロが気になる ネタバレレビュー
2022/12/25 水星の魔女
シャディクゼネリの計画
シャディクゼネリの計画はベネリットグループの解体。
そのために、もう躊躇しないということで、早速、ジェターク社のCEOを裏切り結果として葬ってしまった。
今回の計画でも、フォルドの夜明け団メンバーである、ソフィとノレアを入学させ学園内のランブルリング(模擬戦)に合わせて大騒動を巻き起こし、結果として学園のパイロット1名を巻き込んでいる。
シャディクがベネリットグループを解体して何をしたいのかまだ不明だが、このグループに対してかなりの恨みを持っている模様。
恐らく、シャディクはアーシアンで自身の両親をスペーシアンに殺されてしまったという線がありうるだろう。
彼自身、フォルドの夜明け団と密接な関係にあるので、フォルドの夜明け団との目的にある程度沿っていると考えるとスペーシアンを快く思っておらず、アーシアンから奪ってきたものを奪い取りたいと考えているのかもしれない。
そして、今回の襲撃の目的はシャディクゼネリがサリウスゼネリを拉致するということだった。
ニカ・ナナウラのネガイ
ニカは、13話で平和的なアプローチによって地球と宇宙との懸け橋になりたいと願っていたが、ソフィ達によって危うく殺されかける。
それでも、真実をみんなに口外することはできず、ファラクトの調整中に事故を起こしたと嘘を付く。
しかし、自身の良心の呵責に耐えきれなかったのか、それとも、暴力的なアプローチを続けるシャディク達について行けなくなったのか、わからないが、模擬戦での作戦をフロント管理者に打ち明けようとするも阻止されてしまう。
しかし、結局は連行されてしまう形になるので、すべての責任を擦り付けられてしまったのかもしれない。
ソフィのネガイ
ソフィはスレッタに本物の家族になってほしいと願っている。
彼女が欲しいものは、暖かい布団、おなか一杯のごはん、ゲーム、家族etcといった他愛もないものではあるが、平和的なモノが並ぶ。
この願いから伝わるのは、如何に過酷な環境で育ってきたかということ。
ガンダムのパイロットになったのも、彼女の本意ではなかったのかもしれない。
孤児として、生きていくために止む無く乗っていたのか、それとも、欲しいものは力ずくでも奪わなければならないという形になったのかもしれない。
アーシアンの孤児として、力なきものは力のあるものに奪われてしまうという強烈な原体験が彼女を戦闘に駆り立てているのだろう。
しかし、結果として、エアリアルのパーメットスコア6に対抗しようとデータストームを過度に流入させたことでこと切れてしまう悲しい結末に。
新しいガンビットはまさかのガンダムタイプ
新作ガンプラとして搭乗する予定の、 ガンヴォルヴァはまさかの無人機でガンビット。
数機のモビルスーツを自在に操るほどなのでかなり体に負荷がかかっているだろう。
しかしこのガンプラもかっこいい。
チュチュの男気
いつも強気のチュチュ先輩だが、前回の襲撃がよほどショックだったのだろう。
初めての戦争を目の当たりにしたということだろうか。
とにかく、モビルスーツに乗って撃てば人が死ぬということをまざまざと経験したせいで有人機に向かって撃つことが出来なくなってしまっている模様。
無人機がラウダ・ニールにとどめを刺そうというときに、スペーシアンを救う形に。
あれほど毛嫌いしていたスペーシアンを助けるチュチュ先輩。
アーシアンとスペーシアンはともに手を取り合って戦うというメタファーなのかもしれない。
エアリアルの正体
スレッタはガンダムは暴力装置ではないと思っていたが、ソフィからの問いかけによってなぜエアリアルは武器を持っているのかという問いに答えられないスレッタ。
そして、武器を持っているのはプロスペラが持たせているということに気が付く。
それは何のためなのか。
エアリアルが、ソフィにとどめを刺そうとする時に、とにかくガンダムが人殺しの道具ではないと信じたいスレッタはとっさに、やめてと叫ぶ。
エアリアルがその声を聴いたから止めたのか。それとも攻撃する前にソフィがこと切れたからやめたのか。
真意は明らかではないが、ソフィが死ぬ間際に感じたのはスレッタではなく、エアリアルの中に存在するエリクトであった。
エアリアルはプロスペラとベルメリアとの会話の中で、エリクトのあたらしい体と紹介されたことから、エアリアルにエリクトの意識が取り込まれているのは間違いない。
そして、エリーだけが持つ、データストームに対する耐性がクワイエットゼロ計画において最も重要な要素となっているのだろう。
エアリアルがパーメットスコア6を発動し、ネットワークを制御することで、ガンヴォルヴァ達は逆にソフィを襲うように。
ポイント
クワイエットゼロ計画のモデルケースと言えるような戦闘シーン。データストームによって、エアリアルは相手のガンビットを掌握した。
そして、有人機も無力化に成功しているが、パーメットスコアを引き上げて紫色に変色するレベルまで高めることでようやく制御を取り戻すことに成功しているが、並みのパイロットでは数分活動出来るのが精いっぱいという結果に。
それに対抗するために、パーメットスコア6近くまで高めたのか、ソフィは紫色の痣を発現し、強行突破を試みるも、データストームに耐えきれずこと切れてしまう。
まさに、ガンダムの呪いによって殺されたソフィ。
データストームを使ってネットワークを制御するという発想は理論上可能だが、現実的ではないということだったのが、エリクトという一人の天才少女なのか、圧倒的に適正が高い人間が存在したことで実現できるようになった。
ガンダムの呪いを克服しているスレッタにとっては、エアリアルは暴力装置ではなく、カルド・ナボの求めた宇宙に出ていく新しい器であり、人類の希望なのだろう。
今後の展開が気になるポイント。
気になるのは、なぜエリクトは人間の身体を失ったのか。
そして、なぜ、エリクトは他の人間と違い、圧倒的にデータストームの耐性があるのか。
今後はこの辺りが大きな謎になるので注目だろう。
プロスペラはクワイエットゼロ計画によって、エアリアル=エリクトのために世界を書き換えるのが望みといっているが、なぜ、愛する娘を殺人の道具に仕立て上げたのか。
小説ではエアリアルを利用して自身の復讐のために活動している様が描かれている。
プロスペラの真の目的はまだ明かされていないが、これも今後のカギとなるだろう。
今後の物語を見る上で注目すべきポイントを下記にまとめておくので、注意してアニメを観るとよりたのしめるだろう。
・エリクトが生身の身体を捨て、エアリアルに取り込まれた理由
・プロスペラの真の目的と復讐とはなにか。
・ガンダムとは暴力装置なのか。それとも医療なのか。
・デリングが推進するクワイエットゼロ計画とプロスペラが考えるクワイエットゼロ計画との違い。
・スレッタの父親は誰か。
・ニカナナウラの今後
そしてまだ登場していないが、当然グエル先輩も気になるところ。
早く次が観たいアニメは久しぶり!