水星の魔女 第9話あと一歩キミに踏み出せたなら

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アニメ 水星の魔女 第9話 あと一歩、キミに踏み出せたなら ネタバレ・考察

エリクト・サマヤとスレッタ・マーキュリーについて

先ほど、スレッタ・マーキュリーは、GUNDの理念を体現化した存在であり、ガンダムであると述べました。

そうすると、スレッタ・マーキュリーには、生身の人間の人格が宿っているはずです。

なぜなら、エアリアルにエリクト・サマヤが入っているように、スレッタにも他の子が入っていると考えられるからです。

それは、水星にいた子供ではないかと思います。

プロローグでのエリクト・サマヤは幼いながらも、非常に快活で沢山の人に積極的にコミュニケーションをとるような明るい子でした。

その反面、スレッタは人見知りが激しく、少しコミュニケーション能力に障害があります。

自然に成長した場合を想定すると、同一人物とはあまり思えない性格差があります。

もちろん、データストームの過剰流入によって、精神障害が起きて、性格に変化が生じたという見方も出来ますが、エアリアルはパイロットにデータストームを過剰に渡す仕組みではないので、

その線は薄いと考えます。

やはり、スレッタには別の人格がインストールされているはずです。

そう考えると、スレッタに対して平気で嘘を付いたり、復讐の片棒を担がせるというのも納得がいきます。

当然、ガンダムの研究は禁忌とされているので、その存在は隠す必要があります。

生身の人間に近いガンダムを隠す最も良い方法は、自分の娘としてエリクト・サマヤとすり替えることが最も自然ではないでしょうか。

プロスペラからしてみれば、対外的には娘のように扱う必要がありますが、本心では全く娘と思っていないのです。

それもそのはず、中身は別人の子供です。

姿かたちが成長した後の、エリクト・サマヤと似ているとは言え、別人なのです。

スレッタとエアリアル、プロスペラの目的。

プロスペラの目的は大きく2つあると考えられます。

1つ目は、夫を殺したカテドラルやヴァナディース機関を潰したベネリットグループに対する復讐です。

2つ目は、エアリアルにインストールされたエリクト・サマヤをスレッタのような人型のガンダムタイプに再インストールする事です。

まず、プロスペラはスレッタとエアリアルを使って復讐をすることを考えます。

夫を殺したデリング・レンブランやヴァナディース機関のカルド・ナボを屠ったカテドラルを始めとする御三家に対しては強い恨みがあると考えてよいと思います。

特に、直接的に手を下したデリングとグラスレー・ディフェンス・システムズに対しては、相当の恨みがあるはずです。

そのために、エアリアルに強力な武装を施す必要があります。

それが、ガンビットです。

ルブリスの時と違い、ガンビットのAIに一つひとつ生身の人間をインストールさせることで、より複雑な動きや的確な認識をできるようにしたのではないでしょうか。

これが、複数の声が聞こえる理由です。

これにより相当レベルの高いガンビットが出来上がるほか、本体のシステムがダウンしたとしても救援する動きが独自で取れるようになったのではないかと思います。

恐らくですが、エアリアルはパイロットが不在でも動くことが出来るはずですが、スレッタをパイロットとして学園に送り込む必要があるので、幼少期よりエアリアルに慣れさせていたのではないかともいます。

実際の戦闘はほとんどエアリアルにインストールされたエリクト・サマヤとガンビットにインストールされた子供たちが担っていると思われます。

もう一つはエリクト・サマヤをエアリアルから別のガンダムにインストールする事ですが、この点がまだ実現方法が見つかっていないのではないでしょうか。

プロスペラは幼少期にカルド・ナボによって命を救われていますが、エリクト・サマヤは4歳時点ではまだ生身の人間だったと思われます。

なので、過酷な宇宙環境に生きていくことが出来ず、また、水星ではまともにGUND医療を施すことも叶わず、生身を捨ててルブリスに入るか、それとも、生身のまま死を迎えるかの選択肢しかなかったのではと思います。

そこで、プロスペラは応急的な措置として、ルブリスにエリクト・サマヤをインストールしたのだと思います。

そして、インストールしたガンダムから別のガンダムへ再インストールする技術を研究させるために、株式会社ガンダムにエアリアルとスレッタを預けたのではないでしょうか。

次ページはプロスペラの涙について

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