スレッタのヘアバンドの謎
私はスレッタが同級生にヘアバンドを揶揄されて返した言葉にずっと引っかかっていました。(第1話U-NEXT視聴時間5:20秒付近)
編入して来た理由を"お母さんが行きなさいって言うから"来たというスレッタを、同級生は笑いながらからかいます。
「じゃあその古そうなヘアバンドも、お母さんが言うからつけてるの?」その言葉に一瞬きょとんとしたスレッタは、「もちろんです!」と明るく答えます。
大したことのない会話に見えますが、つまりこのヘアバンドは、お母さんに言われて着けているのです。
私はこれは、何かの意味があって着けさせているのだと思いました。
だってどう考えてもおかしいのです。
二人が水星に逃げ続けていたのは"逃げる理由があったから"なのですから。
なのに、"ヴァナディース機関"のテストパイロットがいつも着けていたヘアバンドを、髪色も同じ娘(仮)に着けさせるでしょうか?
怖くなってきませんか?
私は、これは誰かへの目印なのでは無いかと思いました。
復讐を企てるお母さんは、きっと誰かの助けでこの学校に編入させたはずなのです。
その内通者への目印として、このヘアバンドを着けさせているのではないでしょうか?
その人物は、スレッタの幸せを思って助けてくれるのではなく、復讐のためにスレッタを動かそうとす人物なのでしょう。
スレッタ‥幸せになって‥くれ‥!
"レイヤー33"とは?
エリクト・サマヤがわずか4歳にして到達した"レイヤー33"。
テストパイロットを務めていた母のエルノラ・サマヤは「GUNDフォーマットの健全性を早く証明しないと」とカルド・ナボに焦りを伝えました。
エルノラは"レイヤー33"を健全性の証明の場として考えていました。
健全性とはごくごく簡単に言えば、正常に働くことです。
どんなに強い力を持つ良い技術でも、正常に働かなくては使い物になりません。
軍事転用した"GUNDフォーマット"は人々の命を削り、寝たきりになるパイロットが多くいた事が前日譚の作中で明かされています。
それを防ぎ、正常に働くようにテストをしていたのが"レイヤー33"なのではないでしょうか?
前日譚のパイロットとして"ガンダム"を動かしていた父、ナディム・サマヤの目元にも、かつてのパイロット達と同じ"赤色のアザ"が出現していました。(プロローグU-NEXT視聴時間14:00秒付近)
ナディム・サマヤはその"アザ"が出るたび声を出して息を荒げています。
こんなものを実戦投入しようなんて会社はイカれてますね。
しかし"レイヤー33"に到着したエリクト・サマヤは違います。
ルブリスと共にラボを飛び出したエリクト・サマヤの目元に浮かんだアザは"青色のアザ"でした。そうです、青信号です!(プロローグU-NEXT視聴時間18:40秒付近)
え、どう見ても安全そう!青色!良さそう!と思ったのは私だけでしょうか?
つまり"レイヤー33"を使用することで、安全に"GUNDフォーマット"の技術を使えるということなのです。
しかしこの技術が完成した事は、エルノラ・サマヤだけが知り、二人は水星へと逃げました。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
考えたら考えただけ闇が感じられるお母さんとスレッタ、そしたエリクトとエルノラの関係。
色々な観点から考察してみました。
次回は、なんでベネリットグループの総裁になれたの?べギルベウのパイロットはどうしたの?などなど、他にもある気になる事を考察してみたいと思います!
ぜひぜひまた読んでくださいね!それでは!