モビルスーツ開発の必要性について
地球と宇宙との紛争
地球の暴動を制圧するために、モビルスーツが必要とされている描写があったので、なぜモビルスーツが必要なのかという理由が明かされた。
しかし、なぜ多くの企業がこぞってモビルスーツ開発に取り組んでいるのかが明らかになっていない。
なぜなら、地球側で抵抗するモビルスーツは登場しておらず、地球側は弱者として描かれており抵抗するすべを持っていないように見える。
そうなれば、過度にモビルスーツを開発する必要はないだろう。
極論を言えば学園の訓練機であるデミトレーナーで十分間に合うはずである。
しかし、登場してきたモビルスーツを見てみると、そこには、重武装のディランザソルや中遠距離型の兵装を装備したハインドリー・シュトルムなどが配備されており非常にバラエティに富んでいる。
なので、どこかに地球側にも強力なモビルスーツを開発できる企業があり、仮想敵として捉えているか、既に地球の一部では組織化した軍隊のような存在があり抵抗しているはずである。
ただ、地球では工場の管理はスペーシアンが行っていそうなので、見つからずに地球がモビルスーツを開発するのは困難だろう。
そこで、民衆に武器やモビルスーツを提供する人物が現れるかもしれない。
プロスぺラの動き
では地球側の強力なモビルスーツはどこが開発するのかというと、現時点で考えられるのは、強力なガンダムの技術を要するオックスアース社の生き残りたちだろう。
オックスアース社はデリングによって抹殺されるレベルの過当な扱いを受けており、動機としては十分考えられる。
一部の地球側の過激派によってオックスアース社の技術者がかくまわれており、ひそかにモビルスーツを開発しているかもしれない。
しかし、現実的に地球で開発することは難しいと考えると、地球側のモビルスーツ開発は宇宙でやらざるを得ないだろう。
そこで、どうやるのかを考察すると、プロスぺラが浮上してくる。
プロスぺラはその類まれなる能力の高さをもってシン・セー開発公社の代表を務めるほどであり、ベネリットグループの一員でもあるが、エアリアルを開発した責任者でもある。
シン・セー開発公社というパーメットを採掘する斜陽企業を隠れ蓑としてエアリアルをはじめとした地球側のモビルスーツを開発していた可能性が高いのではないだろうか。
実際の開発はシン・セー開発公社からの下請けという形で地球の工場で行われていたのかもしれない。
そういう形であれば、スペーシアンの企業が管理している工場で堂々とモビルスーツを開発できるだろう。
または、技術者派遣という形で水星で開発をされているのかもしれない。
開発資金はグループ内融資で賄っていたとしたらデリングは自らの敵を自ら育てている形になって非常に面白い。
ミオリネの役割について
スペーシアンのお姫様
第1話ではモビルスーツの操縦に関しては全くの素人という形で描かれており、グエルの言葉を借りるなら単なるトロフィー以上の価値はないように思えた。
だが、徐々にサポート役として活躍しており、第4話ではその天才っぷりを遺憾なく発揮した。
スレッタは逆にエアリアルとの親和性が高いだけで、そのほかの能力的にはもしかしたら中の下くらいに位置しているのかもしれない。
学校のテストに関しても基礎的な内容も満足に理解しておらず、ミオリネに心配されるレベルである。
スレッタが地球寮に入寮したことで、今後、ミオリネはアーシアンを助けるスペーシアンのお姫様という難しい立場に立たされることになるだろう。
そこでミオリネが本当の意味でアーシアンに仲間として受け入れられる際に、なぜミオリネが地球に行きたがるのか明らかになるだろう。
個人的には戦闘時はスレッタの優秀なサポート役および、もしかしたら、地球側の司令官として君臨する可能性があるだろう。
ミオリネはそれくらいのポテンシャルを感じる第4話であった。
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