ガンダム開発激化の心配
カテドラルの協約は?
カテドラルの協約によって表向きはガンダムの開発ができなくなっているが、株式会社ガンダムの設立によって実質的に撤廃されるのではないかと思う。
その際に、カギになってきそうなのが、元オックスアース社の従業員たちとヴァナディース機関の生き残りたち。
ウィンストンのように、生きていくために仕方なくペイル社といったベネリットグループで働いているものもいるだろうが、アーシアン側につく人間も多数存在することになるだろう。
今までは、なかなか表に出ることが難しかっただろうが、株式会社ガンダムの設立によって彼らが本格的に動き出すかもしれない。
当然、御三家もガンダム開発を進めるために技術者の雇い入れをはじめとした技術の獲得に動き出すだろうが、それは大局的にはスペーシアン側につくか、アーシアン側につくかの選択になるだろう。
プロスペラとスレッタ
母との決別?
ミオリネが父デリングの手助けのおかげで株式会社ガンダムを設立できて、関係性に改善の兆しが見られた第7話であったが、同時に、プロスペラはスレッタに対して、ガンダムであることをひた隠しにしてだましてきた事実が明らかになってしまう。
スレッタは自分が知らずの内に禁忌とされるガンダムのパイロットにされ、客観的には魔女という存在になっていることを否定できない状況になっている。
そのことを聞いたスレッタはしばらく我を失ったようなリアクションで、思考停止しているようにも見える。
恐らく、なぜ嘘をついていたのかをとりあえず聞くだろう。
そこで、事実を知らされプロスペラの目的が明らかになるかごまかされるか。
スレッタはいずれにせよ、今後、ミオリネを取るか、母を取るかという選択を迫られそう。
御三家の行方
結束する御三家
エアリアルに2度も凹された挙句、エアリアルに負けたファラクトを擁するペイル社にもボコられたジェターク社は対外的な信用はかなり低下したといってよいだろう。
前回、第3話では負けたことでベネリットグループ次期総裁の可能性が後退したことから今後の融資について検討する必要があると警告を受けており、その立場は察するところがある。
ペイル社は、エアリアルをつぶすために、自社の開発部門とガンダムファラクトを差し出しており、弱体化は免れない状況。
残るは、グラスレー社のみであり、エアリアルに対して決闘を挑んで、後継者の地位を確保しようと動くのか。
今後、ミカエリスの登場が予定されている。
ミカエリスの開発にニカナナウラの情報が流用されている可能性は大いにありそうで、御三家の中で一番苦戦しそうな展開ではある。
また、御三家とも、基本的にはデリングに対して忠誠を誓っているわけではないので、ひと悶着ありそう。
グエルについて
グエルはどうする
グエルは現在、ジェターク寮を追われており所属がない状態。
行く当てもないのでキャンプをして過ごすというまさか過ぎる存在。
いつまでもキャンプしている訳にはいかないと思うので、ジェターク寮に戻してもらうよう働きかけるか、株式会社ガンダムに入社する形で地球寮にお世話になるかの2択が有力と思う。
ただし、株式会社ガンダムに入社するということは、主に地球寮で過ごすことになるだろうし、そうなると、弟が寮長を務めているジェターク寮と対立する事にもなりかねない。
また、株式会社ガンダムは自身を倒したエアリアルに与する形になり、ジェターク社にとっても、許しがたい行為だろう。
もし、株式会社ガンダムに入社したら、グエルは自身の目標を大幅に変更する必要がある。
彼の選択にも注目だ。